2016年1月30日土曜日

日銀のマイナス金利をネタに悪質な世論誘導をする朝日新聞

日銀のマイナス金利をネタに悪質な世論誘導をする朝日新聞

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2016年1月29日、日銀は金融政策決定会合の中でマイナス金利の導入を決定している。

2月16日から、民間の銀行が日銀に預けている資金から、日銀は0.1%の手数料を徴収することになる。

なぜ、日銀はこのようなことをしたのか。それは、民間の銀行が金を貯め込むのを強制的に減らし、その資金を貸し出しや投資に回させるという理由がある。

日銀がここまで思い切った手を打ってくるとは誰も思わなかったので、市場は大きく反応し、今年に入ってから続いていた円高は一気に反転して円安に転じた。

円安になると日本の株式市場も反応するので、日経平均も今までの下落基調から一気に転換していった。

実際には0.1%の手数料なので、効果が持続するのかどうかは分からないのだが、これは日銀が仕掛けたサプライズであり、その点では大きな成功を迎えたと言える。

もちろん、これは歓迎すべき動きであり、日銀の動きは日本経済に「効果があった」と言える。あとは安倍首相が消費税10%を延期すれば完璧であり、ここから政治がいかに機能するかが日本経済にとって勝負どころとなる。


日銀の勇断を叩き潰そうとしているのが朝日新聞


例によって日本が正しいことをするのが大嫌いな朝日新聞は、日銀のマイナス金利導入を「奇策」と評しているが、不安と懸念を仰いでいる。

しかし、マイナス金利の導入はすでに欧州中央銀行もやっているし、スウェーデン、スイス、デンマークも導入しているので奇策でも何でもない。

日銀総裁の黒田東彦氏はアニマル・スピリッツを持っている。国益のために戦う決意と胆力を持っている。

ところが、これをもっともらしく「憂慮」して、日本経済を冷やそうとしているのが朝日新聞である。

その記事は、マイナス金利導入に「追い込まれた」とか、「未知の政策に踏み込む」とか「効果は出るのか」と、失敗させようとする世論誘導でいっぱいだ。

もちろん、こうした日銀の決定がきちんと効果が出るかどうかはこれからの勝負である。だからこそ、これは注目すべき決定である。

しかし、目指している方向は、日米の経済動向の成長であって退化ではない。

そう言った意味で、この日銀のマイナス金利導入は非常に評価できるものであり、だからこそマーケットは反応してニューヨーク株式市場も株価上昇でそれに応えている。

何も結果が出ていないうちから効果を叩き潰そうとしているのが朝日新聞であり、逆に言えば「朝日新聞が反対しているから、それは良いことなのだ」とも言える。

そもそも、なぜ日銀がこのような手を打ったのか、その原因となる部分を朝日新聞は解説していない。朝日新聞が分からないのであれば、誰かが朝日新聞に教えるべきだ。

「それは、中国が悪いからだ」と……。

世界経済は、中国の混乱に巻き込まれている最中だ


中国は外資をどんどん呼び込んで、外資の資力と技術力を盗みながら成長してきた国である。

しかし、中国はそうして成長していくにつれて傲慢になり、膨張主義を取って周辺国を軍事的に圧迫し、他国を踏みにじるようになっていった。

国内は拝金主義が蔓延し、金持ちは賄賂まみれになり、中産階級は不動産転がしにうつつを抜かし、経営者はコスト削減のために大気汚染も土壌汚染も水汚染も放置した。

癌症村や大気汚染による肺癌患者が爆発的に増えるのを政府は情報隠蔽し、賄賂を払えば安全基準をも守らないで済む体質で、爆発事故や土砂災害があちこちで起きても、報道させないことで乗り切ろうとした。

技術がなければ基礎研究をするのではなく、政府が率先して全世界の企業にハッキングを仕掛けて情報を盗み取り、それを指摘されても知らないとそっぽを向く。

政府が出してくる統計数字はすべて嘘八百で、不動産転がしが2014年に行き詰まったら、今度は株式バブルを演出して経済成長している「フリ」を続ける。

こういった嘘と欺瞞と傲慢にまみれた中国の政策は、2015年6月にいよいよ株式バブル崩壊という形で噴き出した。

政府は暴落を「株を売らせない」「暴落を報道させない」という剛腕で乗り切ろうとしたが、2016年に入ってそれも効果がなくなって暴落に次ぐ暴落に見舞われている。

その結果、世界経済は中国の混乱に巻き込まれる形で、成長から混乱に向かっていったのである。

日本経済は2013年からアベノミクスが功を奏して円安と株高の両輪で復活していったが、これも中国の出鱈目な経済政策のせいで下落するようになっていた。

別に日本に何か起きたわけではない。また、アメリカに問題が起きているわけでもない。まして、ドルの権威が揺らいでいるわけでも何でもない。

揺らいでいるのは中国経済であり、元の価値である。現在起きている世界経済の変調のすべての元凶は中国のせいである。つまり、「中国が悪い」のである。

日本経済が復活しようとする闘志を冷笑する者


世界経済の成長が減速して混乱に向かう中で、日銀はマイナス金利を取り入れることで、日本経済の混乱を止めようと強い決意を見せた。

それがマイナス金利導入の意味だ。

この政策によって日本円はたちまち円安になったが、日本が円安になるということは、日本の輸出企業にとって競争力が維持されるということである。

これは、中国と韓国の企業にとっては良いニュースではない。

朝日新聞は、いまや中国・韓国・北朝鮮という特定アジアのプロパガンダ紙だと揶揄されている。それほど特定アジアに肩入れしているのが朝日新聞だ。

その朝日新聞が、日銀のマイナス金利導入を失敗させようと必死でネガティブ攻撃をしている理由がここにある。

マイナス金利導入で日本の円安・株高が維持されれば、日本を叩きのめそうとしている中国・韓国にとって良いことではないのである。

日本を復活させまいと画策する朝日新聞の姿勢は呆れるばかりだが、恐らく世論誘導は続き、これからマイナス金利導入が失敗するように執拗なネガティブ・キャンペーンを繰り広げることになるのだろう。

日本を破壊したい人間を365人くらい見つけて来て、1年間くらい朝から晩まで「失敗だ、失敗だ」と言い続ける。

日本経済が復活しようとする闘志(アニマル・スピリッツ)を冷笑し、それを叩きのめそうとするいつもの朝日新聞の世論誘導は非常に悪質だ。

マイナス金利導入を発表した後の円安・株高、そしてそれを引き継いだニューヨーク株式市場の株高を見ても分かる通り、日銀の行った今回の政策は、世界経済の混乱を食い止めるための大きな動きのひとつとなった。

おおよそ、株式市場にポジションを持つ日本人に、この日銀の決意を歓迎しない人間はいない。

2016年1月8日金曜日

http://melma.com/backnumber_108241_6310520/

汚名は必ず濯(そそ)がれると、堅く信じる人々の住む国



ーー以下「頂門の一針、加瀬英明コラム」より抜粋編集qazx
日本語には、一言では外国語に訳せない言葉が、沢山ある。
私(加瀬さん)の仕事は英語を使って海外の人たちと折衝することだ。
そこで日本語は英語の単語では表現できないものが多いと思う。
そう思うたびに、日本人に生まれてよかったと、深く満足する。
ーー
例えば日本人は、食事をはじめる時に「いただきます」といい、食べ終わると「御馳走さま」という。
私たちが「いただきます」「御馳走さま」と言う、その相手は、料理を作ってくれた人と食材を提供してくれた自然である。
そして料理人や、自然(神様)に感謝する。
だから、出された食事を残してはならない。
しかし、英語には、このような表現がないのである。
ーー
かつて米国の支配者たちは、WASP(白人、アングロサクソンプロテスタント)と称されていた。
彼らは敬虔なキリスト教徒であり、食前には、神に食事ができることを感謝する祈りを唱えたものだ。
今では、きまった言葉がないので、フランス語を借りて「ボナペティ」(よい食欲を)という。 
ーー
支那・朝鮮語にもこの「いただきます」「御馳走様」の言葉はない。
料理人や自然に感謝すると言う発想が無いのだ。
韓国語では「チャルモッケスムニダ」(これからよく食べます)、 「チャルモゴスムニダ」(よく食べました)だ。
北京語は「開始吃飯 (クアイスツーファン)」(これから食べます)、「好吃飯 了(ハオツーファンラ)」(よく食べました)という。
と彼らは説明するがその場面にはお目にかかったことが無い。
ーー
また心(こころ)も英語では表現出来る単語が無い。
親しい友人のヘンリー・ストークス氏にたずねた。
『ニューヨーク・タイムズ』や、『ロン ドン・タイムズ』などの東京支局長を歴任したジャーナリストだ。
滞日50年になる彼が、文面で回答をくれた。
ーー
「『こころ』を、英語でどのように訳したらよいか。
1語に訳す英語はない。
『欧米人には「こころ」がないのだ』と言われそうなのが癪なので、ずっと考えたが、思い当たらない」
ーーと。
『こころ』のような意味では、 『ハート』や『マインド』を使っている。
辞書で調べると、『ハート』や 『マインド』には、数多くの意味がある。
ーー
『マインド』は思考に近い。
頭で考える範疇で、そこから『アイディア』 が生まれてくる。
ほかに『マインド』には、『思考、感情、意志などの働 きをする』心、『理性を働かせる』知性、記憶や、考えなどの意味がある。
A strong (weak, clear, shallow) mind 『強い(弱い、明晰な、浅薄 な)心』という。
A sound mind in a sound body.『健全な精神は健全な 肉体に宿る』という格言もある。
ーー
『ハート』は解剖学的な心臓そのものだ。
心配ごとがあると、心臓の鼓動が乱れて、胸が苦し くなる。
My heart leaps up.(心が躍る)という表現もある。
My heart is full. というと、『胸がいっぱい』だ。
What the heart thinks, the mouth speaks. (心に思ったことは、口に出る) という諺は心に近い。
ーー
『和』という言葉も外国語にない
人々の間の「和」だが、この「和」も世界中で、日本にしかない。
この『和』という言葉も、ひと言で外国語に訳すことができない。 
ーー
『ハーモニーharmony』音や、行為、考え、感情などの調和、一致・・・が近いと、思われるだろう。
だが、『ハーモニー』は、参加している人々がそのように決めた結果として、もたらされるものだ。
一方日本人の『和』は、つねに日本人のこころのなかにあっ て、心からごく自然に涌きでるものなのだ。
ーー
私が所蔵している、全20巻の『日本国語大辞典』(小学館)には、「こころ」が頭についた言葉が、400近く載せられている。
「心相(こころあい)」「心有(こころある)」「心合(こころあ)わせ」「心意気(こころ いき)」「心一杯(こころいっぱい)」「心入(こころい)り」「心得(こころ え)」「心覚(こころおぼ)え」「心堅(こころかたし)」「心掛(こころが) け」「心構(こころがま)え」「心配(こころくば)り」「心化粧(こころげ しょう)」「心様(こころざま)」「心魂(こころだま)」「心盡(こころづ く)し」・・・。
ーー
heartは、三省堂の『最新コンサイス英和辞典』で、僅か26の熟語しか載っていない。
heartache(心痛)、heartbeat(心臓の鼓動)から、heartwood(材木の心材)までだ。
英語をはじめとするヨー ロッパ諸語では、「心」は動物の心臓に近いのだ。
ーー
また「お猫さん」「お猿さん」「トンボさん」「お寺さ ん」「新聞屋さん」「飲み屋さん」「御馳走様」「世間様」というよう に、あらゆるものに「さん」「様」の敬称をつけるのは、日本だけである。
日本人は、人間様だといって、威張ることがない。
ーー
そして様の付く言葉では、世間様という言葉がまた日本独特なのである。
私はよく祖母から、「そんなことをしたら、世間様に顔向けできません」「世間様に感謝しなさい」と、言い聞かされた。
商売のコツを聞かれた、近江商人が、「自分良し、相手良し、世間よし」と答えている。
世間様とは、この世間の事なのである。
商売のコツに、世間が登場するのは、日本だけだ。
諸外国では、せいぜい「自分良し、相手良し」止まりなのだ。
ーー
世間というものは、和から、自然に発するものなので、和がなければ、発想さえ不可能なのである。
ーー
私は地方を訪れるたびに、駅の構内に駅弁が並んでいるのに、見とれて しまう。
仙台駅の「炭焼牛タン弁当」
横川駅の釜に入った「峠の釜め し」
鎌倉駅の「かまくら旬彩弁当」
・・・駅弁は、日本中の主要な駅の数だけある。
ーー
美術館といえば、ロシアのサンクトペテルブルグのエルミ ター ジュと、パリのルーブルが有名だ。
駅弁は足を停めて、目で堪能するだけで、エルミタージュや、ルーブルを訪れるのと、同じ価値がある。
そう言えるほどに盛り付けが美しい。
日本は世界のなかで、美的感覚がもっとも突出した文化を持つ国だ。
これほどまで、美にこだわる国民は他にない。
外国人は弁当に、はじめて日本の浮世絵に出会った時と、同じような衝撃を受ける。
ーー
日本人が寡黙なのは、心を大切にし、心が美しいことを求めるからである。
日本人が、理屈を嫌ってきたのは、心の美しさは、言葉で説明すべきではないと考えているからだ。
私たちは、人物評価をするとき、心が美しいか、清いかということを、尺度とする。
言葉は少ないほうが心が美しい。
言葉は、心の美しさの邪魔になる。
ーー
言葉の機能は自分を表現すること、自己(エゴ、自分の欲求が正しい)弁護にある。
日本人は、外国人のように、理屈で、何が正しく、何が悪だときめつけることなどしてこなかったのだ。
つまり言葉は言い争って、相手を負かす道具である。
ーー
いま、中東を舞台として、イスラム教徒が、スンニとシーアに分かれて争そっている。
400年前には、キリスト教徒がカトリックとプロテスタントに分かれて人口を半減させるまで争そった。
私たちは、キリスト教徒やイスラム教徒が正義を振りかざして争そう姿に興ざめる。
ーー
キリスト教やイスラム教がユダヤ教から派生したように、共産教(共産主義)もユダヤ教から派生したものだ。
日本人は、共産主義者が、正義を振りかざして争そう姿にもまた興ざめている。
ーー
私たちの先人が、世界に類を見ない和の文化を培ってきたのは、素晴しいことだ。
古来から、日本では正義を主張することを、嫌ってきた。
私たちは和を大切にして、寡黙の内に、譲り合って生きてきたのだった。
正義を振りかざして、いがみあうのは美しくはない、とても醜(みにく)い、と日本人は感じてしまう。
ーー
「負けるが勝ち」という言葉も、日本にしかない。
この内容について説明すると、外国人には、怪訝(けげん)な顔をされる。
河野官房長官が、事実ではないことを認める談話を出した時、諸外国は日本が負けたと考えた。
日本以外の世界では、一度負けてしまったら、再び立ち上ることができない。
しかし「負け」と言われようとも日本人は、諍(いさか)いよりも、和を選んだのだった。
それは日本という国が、汚名は時が来れば必ず濯(そそ)がれる、と堅く信じる人々の住む国であるからだ。

2016年1月7日木曜日

ダークネス1月7日

北朝鮮は多くのスパイや工作員を日本に送り込んでいる。

また、日本国内で北朝鮮のシンパとなる人間を育成している。日本人の拉致問題も、こうしたスパイや工作員が行ったものであるのはよく知られている。

たとえば、辛光洙(シン・ガンス)のような工作員は、日本人の戸籍を乗っ取る「背乗り(はいのり)」という方法で日本人になりすまして工作活動を続けていた。

背乗りでなくても、こうした北朝鮮のスパイや工作員が日本人の名前を名乗り、あたかも日本人のようなふりをして、反日活動を行っているという現状がある。

こうした「なりすまし」の人間が、今や政治・実業・宗教・教育・報道・芸能・映画・出版・スポーツ・市民運動の各分野の奥深くに潜り込んでいる。

彼らは日本人幹部の足を引っぱってのし上がり、組織を乗っ取り、日本を内部からコントロールしようと画策するようになっている。

日本のトップが国益に沿った動きをするどころか、むしろ反日的な行動をするようになっているのは、こうした「なりすまし」の人間たちが裏で強いネットワークを持って動いているからである。

日本はスパイ防止法がなく、こうしたスパイは自由自在に日本の暗部に蠢いている。そして、ひたすら売国し、反日行動を繰り返し、内側から日本を貶めている。

こうした日本国内で起きている反日行動の裏に、北朝鮮のスパイや工作員が暗躍しているというのは間違いない。

背乗り(はいのり)して日本人になりすましていた辛光洙(シン・ガンス)の釈放嘆願書署名に、土井たか子、菅直人、村山富市のような人間が含まれているのを見ても分かるはずだ。




日本は内からも外からも北朝鮮という国に侵食されていると言ってもいい。

ところが、マスコミもまた北朝鮮の工作員に汚染されているので、まったくこのような現状を伝えることがない。そのため、多くの日本人は今も日本の闇の中で何が起きているのかまったく知らない。

北朝鮮の工作員の存在、あるいは「なりすまし」の問題、あるいは背乗り(はいのり)が起きていることは、マスコミは絶対に報道しないのである。

特に背乗り(はいのり)は、現代のマスコミにはタブー中のタブーと化しており、「背乗り」という言葉さえもほとんど報じられることはない。

言葉すらも出せないほど、それはマスコミにとって触れたくないものなのだ。

朝日新聞は「日本軍が韓国人女性を慰安婦として無理やり連行した」という吉田清治の証言を何度も掲載して、2014年8月5日には記事を取り消すと発表している。

朝日新聞が絶対に触れなかったのは、この吉田清治という男もまた背乗り疑惑があったことである。

朝日新聞は、その吉田清治の背景を徹底的に隠し続けてきたし、これからも触れることも絶対にない。

こうしてマスコミが北朝鮮の工作員の存在を徹底して隠すので、ほとんどの日本人は自分たちの社会が工作員によって乗っ取られているということすらも気付かないのだ。

それほど危険な「日本乗っ取り」が裏側で続いているわけで、日本人は改めて北朝鮮への警戒を持つ必要がある。

核を振りかざし、日本にも大量のスパイを送り込んで来ている北朝鮮という国の危険性は、日本人が想像している以上のものがある。

2015年12月30日水曜日

400 日韓外相会談余波

 今般の慰安婦問題もその一つで、遅くとも3月までは韓国の動きを封じる必要があった。韓国国内の動きもそうであるが、米国やカナダにおける慰安婦像の問題や国連の人権委員会の動きが放置できないレベルになっていたからだ。

 記事に何の関係もない語句や事案が、「ところで」「さて」という形でさりげなく挿入されることがある。余命の場合はそれがキーワードであったり、メッセージの予告であったりする。

 突然、2016年のキーマンなんて氏名がならぶ。解説も何もない。その時に、たとえば藤木俊一、谷山雄二朗をググるかどうかで情報レベルが極端に変わる。二人をググると国連、人権委員会、米国、慰安婦問題とつながってくる。その数ブログあとに、これもさらりと、次期国連人権委員会の議長国は韓国となったと記述している。そこの関連をググると、世界歴史遺産の登録業務に関する委員構成とシステムが中韓になぐられていることがわかってくる。日本人委員は一人もおらず、過半数が中韓で占められている。

 南京虐殺は登録された。長崎軍艦島は徹底して妨害された。そして従軍慰安婦強制連行が登録されようとしている。個別の対応には限界があって、国レベルでの緊急の対策が必要となっていたのである。

 余命が常に言っているように、このような問題は枝葉末節は無視して根元から根幹を切り倒すしか解決の道はない。この関係の諸悪の根源は中韓、とくに慰安婦問題では韓国である。12月に入って余命がはじめて慰安婦問題に対するスタンスに言及した。この時点で、余命の読者は慰安婦問題に何か動きがあると感じたはずだ。

2015年12月29日火曜日

ダークネス

▼ バキュームカーのように金を吸い上げている存在

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社会は複雑になっているのではない。情報化し、流れが速くなり、ダイナミックな動きなので、今の社会の「構図」は複雑なものであると思いがちだが、そうではない。むしろ、極限的にまでシンプルになっている。

そもそも、誰が世の中に溢れる金を掃除機のように吸い取っているのかを見れば、世の中の「構図」はたちどころに見えてくるはずだ。

それは真面目に働く国民でも、国民から税を取り立てる政府でもない。今や日本人の4割は貯金がなく、政府は1000兆円をはるかに超える莫大な借金であえいでいる時代だ。

こうした現状は日本だけでない。ほとんどの国の国民は貯金を持たず、ほとんどの国の政府は借金にまみれている。国民にも政府にも金が回っていない。

金を根こそぎ吸い取っているのは、国民でも政府でもない。金をたらふく飲み込んでいるのは「企業」なのである。

特に、全世界に販売網を持ち、製品を供給できる体制を持つようになった巨大企業が、ひとり勝ちするようになっている。

彼らは政府をもしのぐ力があるので、議員を動かして税制を有利に変え、巧みに所得税を逃れ、国をまたいで資金を動かして脱税に走り、利益は吸い上げても税金を支払って還元することは考えない。

その一方で、合理化と効率化を徹底的に推し進めて、雇用を排除する技術革新で「労働の価値」を削減する。そうやって徹底的に利益を積み上げて、その利益は株主と経営者で山分けするのである。

つまり、巨大企業が世の中の金をバキュームカーのように吸い上げて、それを上層部で山分けするというのが現代社会の構図なのである。

実にシンプルではないか。

▼ 「労働の価値」が下げられ、「株式の価値」は極大化

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真面目に働けば豊かに暮らせるという資本主義の根幹は、どんどん利益を吸い上げてもそれを還元しない多国籍企業が世界を制するようになってから変質するようになった。

現在は多国籍企業は徹底した「ROE(株主資本)経営」を行っている。このROE経営の意味は「株主が投資した資金から得られる利益を極大化させる経営」というものである。

利益を極大化させるためには、税金の支払いを最小に、労働者の賃金の支払いも最小にすることが望ましい。

だから多国籍企業はそれを極限まで推し進めており、その結果として借金だらけの政府とワーキングプア層の拡大になっているわけだ。

現代の資本主義は、まさに「株式《至上》主義」になっており、巨大な多国籍企業の利益にアクセスできない人間が貧困化する時代になってしまったのだ。

株主であることで、どんどん資産が膨らむというマジックが株式《至上》主義では働いている。「労働の価値」が下げられ、「株式の価値」は極大化されているのだ。

それが現代の資本主義の正体である。

2015年12月28日月曜日

「飽きもせず反復できる人間が大成する」というのは、昔からよく知られている。飽きっぽい人間は、よほどの才能がない限り大成できないというのも昔からよく知られている。

「飽きもせず同じことを繰り返す」というのは、悪用すれば洗脳の手段にもなるが、正しく使えば自らの目的を実現する大きな力になる。

だから成功している人ほど、目的を達成するために常軌を逸しているとまわりから思われるほど「反復」する。

アスリートは必要なワザや型を会得するまで、何百回どころか何千回に至るまで同じ動きを「反復」して、寸分も狂いもなく同じ動きができるように心がける。

イラストレーターや漫画家は、必要な絵が描けるまで、やはり何百回も何千回も同じデッサンを「反復」して書き続ける。それが苦痛だと思うようであれば、そもそもその業界に向いていない。

歌手や演奏者も、同じ曲を一万回でも二万回でも「反復」して磨きをかけていく。たった数分の歌を聴衆の前に見せるために、彼らは何千時間を練習に費やしているのである。

そうやって長い時間をかけて「反復」され、磨かれた曲が人々の琴線に触れると、今度はその曲が10年、20年に渡って同じ歌手によって歌い続けられることになる。

熟練のワザに触れると、人々が感銘を受けてそれが反復されるのを望むのである。

「同じことばかりできる」というのは大成する素質があるということである。それは大きな才能だ。

逆に「同じことばかりしている」と他人を嘲笑うような人は、何も成し遂げられない人でもある。真実が何も分かっておらず、何も実現できない人でもある。

鳥越俊太郎氏もダマされていた

先週26日(土曜日)、大阪朝日放送の番組「正義のミカタ」に出た。大阪のニュース情報番組だが、東京とは違って、自由な面白さがある。そこで、「日本経済の諸悪の根源はZ」というコーナーをやった。Zとは財務省である。

その中で筆者が強調したのは「借金1000兆円のウソ」である。借金が1000兆円もあるので、増税しないと財政破綻になるという、ほとんどのマスコミが信じている財務省の言い分が正しくないと指摘したのだ。

借金1000兆円、国民一人当たりに直すと800万円になる。みなさん、こんな借金を自分の子や孫に背負わせていいのか。借金を返すためには増税が必要だ。……こんなセリフは誰でも聞いたことがあるだろう。財務省が1980年代の頃から、繰り返してきたものだ。

テレビ番組は時間も少ないので、簡単に話した。「借金1000兆円というが、政府内にある資産を考慮すれば500兆円。政府の関係会社も考慮して連結してみると200兆円になる。これは先進国と比較してもたいした数字ではない」

これに対して、番組内で、ゲストの鳥越俊太郎さんから、「資産といっても処分できないものばかりでしょう」と反論があった。それに対して、多くの資産は金融資産なので換金できる、といった。

筆者がこう言うのを財務省も知っているので、財務省は多くのテレビ関係者に対して、「資産は売れないものばかり」というレクをしている。鳥越さんも直接レクされたかがどうかは定かでないが、財務省の反論を言ってきたのには笑ってしまった。

番組が昼にかかり15分くらいの休憩があった。そのとき、鳥越さんから、「金融資産とは何ですか」と筆者に聞いてきた。「政策投資銀行(旧日本開発銀行)やUR都市機構(旧住都公団)などの特殊法人、独立行政法人に対する貸付金、出資金です」と答えた。それに対して「それらを回収したらどうなるの」とさらに聞かれたので、「民営化か廃止すれば回収ということになるが、それらへの天下りができなくなる」と答えた。

このやりとりを聞いていた他の出演者は、CM中のほうがためになる話が多いといっていた。実際に、番組中で言うつもりだったが、時間の都合でカットせざるを得なくなった部分だ。

借金1000兆円。これは二つの観点から間違っている。

バランスシートの左側を見てみれば…

第一に、バランスシートの右側の負債しか言っていない。今から20年近く前に、財政投融資のALM(資産負債管理)を行うために、国のバランスシートを作る必要があった。当時、主計局から余計なことをするなと言われながらも、私は財政投融資が抱えていた巨額の金利リスクを解消するために、国のバランスシートを初めて作った。

財政が危ういという、当時の大蔵省の主張はウソだったことはすぐにわかった。ただし、現役の大蔵官僚であったので、対外的に言うことはなかった。

筆者の作った国のバランスシートは、大蔵省だからか「お蔵入り」になったが、世界の趨勢から、その5年くらい後から試案として、10年くらい後から正式版として、財務省も公表せざるを得なくなった。今年3月に、2013年度版国の財務書類が公表されている(http://www.mof.go.jp/budget/report/public_finance_fact_sheet/fy2013/national/hy2013_gassan.pdf)。

その2013年度末の国のバランスシートを見ると、資産は総計653兆円。そのうち、現預金19兆円、有価証券129兆円、貸付金138兆円、出資66兆円、計352兆円が比較的換金可能な金融資産である。そのほかに、有形固定資産178兆円、運用寄託金105兆円、その他18兆円。

負債は1143兆円。その内訳は、公債856兆円、政府短期証券102兆円、借入金28兆円、これらがいわゆる国の借金で計976兆円。運用寄託金の見合い負債である公的年金預り金112兆円、その他45兆円。ネット国債(負債の総額から資産を引いた額。つまり、1143兆円−653兆円)は490兆円を占める。

先進国と比較して、日本政府のバランスシートの特徴を言えば、政府資産が巨額なことだ。政府資産額としては世界一である。政府資産の中身についても、比較的換金可能な金融資産の割合がきわめて大きいのが特徴的だ。

なお、貸付金や出資金の明細は、国の財務書類に詳しく記されているが、そこが各省の天下り先になっている。実は、財務省所管の貸付先は他省庁に比べて突出して多い。このため、財務省は各省庁の所管法人にも天下れるので、天下りの範囲は他省庁より広い。要するに、「カネを付けるから天下りもよろしく」ということだ。

財政再建は、実は完了している?

第二の問題点は、政府内の子会社を連結していないことだ。筆者がバランスシートを作成した当時から、単体ベースと連結ベースのものを作っていた。現在も、2013年度版連結財務書類として公表されている(http://www.mof.go.jp/budget/report/public_finance_fact_sheet/fy2013/national/hy2013_renketsu.pdf)。

それを見ると、ネット国債は451兆円となっている。単体ベースの490兆円よりは少なくなっている。

ただし、この連結ベースには大きな欠陥がある。日銀が含まれていないのだ。日銀への出資比率は5割を超え、様々な監督権限もあるので、まぎれもなく、日銀は政府の子会社である。

経済学でも、日銀と政府は「広い意味の政府」とまとめて一体のものとして分析している。これを統合政府というが、会計的な観点から言えば、日銀を連結対象としない理由はない。筆者は、日銀を連結対象から除いた理由は知らないが、連結対象として含めた場合のバランスシート作ることはできる。

2013年度末の日銀のバランスシートを見ると、資産は総計241兆円、そのうち国債が198兆円である。負債も241兆円で、そのうち発行銀行券87兆円、当座預金129兆円である。

そこで、日銀も含めた連結ベースでは、ネット国債は253兆円である(2014.3.31末)。

直近ではどうなるだろうか。直近の日銀の営業毎旬報告(https://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/acmai/release/2015/ac151220.htm/)を見ると、資産として国債328兆円、負債として日銀券96兆円、当座預金248兆円となっている。

直近の政府のバランスシートがわからないので、正確にはいえないが、あえて概数でいえば、日銀も含めた連結ベースのネット国債は150〜200兆円程度であろう。そのまま行くと、近い将来には、ネット国債はゼロに近くなるだろう。それに加えて、市中の国債は少なく、資産の裏付けのあるものばかりになるので、ある意味で財政再建が完了したともいえるのだ。

ここで、「日銀券や当座預金も債務だ」という反論が出てくる。これはもちろん債務であるが、国債と違って無利子である。しかも償還期限もない。この点は国債と違って、広い意味の政府の負担を考える際に重要である。(後略)