2015年12月30日水曜日

400 日韓外相会談余波

 今般の慰安婦問題もその一つで、遅くとも3月までは韓国の動きを封じる必要があった。韓国国内の動きもそうであるが、米国やカナダにおける慰安婦像の問題や国連の人権委員会の動きが放置できないレベルになっていたからだ。

 記事に何の関係もない語句や事案が、「ところで」「さて」という形でさりげなく挿入されることがある。余命の場合はそれがキーワードであったり、メッセージの予告であったりする。

 突然、2016年のキーマンなんて氏名がならぶ。解説も何もない。その時に、たとえば藤木俊一、谷山雄二朗をググるかどうかで情報レベルが極端に変わる。二人をググると国連、人権委員会、米国、慰安婦問題とつながってくる。その数ブログあとに、これもさらりと、次期国連人権委員会の議長国は韓国となったと記述している。そこの関連をググると、世界歴史遺産の登録業務に関する委員構成とシステムが中韓になぐられていることがわかってくる。日本人委員は一人もおらず、過半数が中韓で占められている。

 南京虐殺は登録された。長崎軍艦島は徹底して妨害された。そして従軍慰安婦強制連行が登録されようとしている。個別の対応には限界があって、国レベルでの緊急の対策が必要となっていたのである。

 余命が常に言っているように、このような問題は枝葉末節は無視して根元から根幹を切り倒すしか解決の道はない。この関係の諸悪の根源は中韓、とくに慰安婦問題では韓国である。12月に入って余命がはじめて慰安婦問題に対するスタンスに言及した。この時点で、余命の読者は慰安婦問題に何か動きがあると感じたはずだ。

2015年12月29日火曜日

ダークネス

▼ バキュームカーのように金を吸い上げている存在

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社会は複雑になっているのではない。情報化し、流れが速くなり、ダイナミックな動きなので、今の社会の「構図」は複雑なものであると思いがちだが、そうではない。むしろ、極限的にまでシンプルになっている。

そもそも、誰が世の中に溢れる金を掃除機のように吸い取っているのかを見れば、世の中の「構図」はたちどころに見えてくるはずだ。

それは真面目に働く国民でも、国民から税を取り立てる政府でもない。今や日本人の4割は貯金がなく、政府は1000兆円をはるかに超える莫大な借金であえいでいる時代だ。

こうした現状は日本だけでない。ほとんどの国の国民は貯金を持たず、ほとんどの国の政府は借金にまみれている。国民にも政府にも金が回っていない。

金を根こそぎ吸い取っているのは、国民でも政府でもない。金をたらふく飲み込んでいるのは「企業」なのである。

特に、全世界に販売網を持ち、製品を供給できる体制を持つようになった巨大企業が、ひとり勝ちするようになっている。

彼らは政府をもしのぐ力があるので、議員を動かして税制を有利に変え、巧みに所得税を逃れ、国をまたいで資金を動かして脱税に走り、利益は吸い上げても税金を支払って還元することは考えない。

その一方で、合理化と効率化を徹底的に推し進めて、雇用を排除する技術革新で「労働の価値」を削減する。そうやって徹底的に利益を積み上げて、その利益は株主と経営者で山分けするのである。

つまり、巨大企業が世の中の金をバキュームカーのように吸い上げて、それを上層部で山分けするというのが現代社会の構図なのである。

実にシンプルではないか。

▼ 「労働の価値」が下げられ、「株式の価値」は極大化

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真面目に働けば豊かに暮らせるという資本主義の根幹は、どんどん利益を吸い上げてもそれを還元しない多国籍企業が世界を制するようになってから変質するようになった。

現在は多国籍企業は徹底した「ROE(株主資本)経営」を行っている。このROE経営の意味は「株主が投資した資金から得られる利益を極大化させる経営」というものである。

利益を極大化させるためには、税金の支払いを最小に、労働者の賃金の支払いも最小にすることが望ましい。

だから多国籍企業はそれを極限まで推し進めており、その結果として借金だらけの政府とワーキングプア層の拡大になっているわけだ。

現代の資本主義は、まさに「株式《至上》主義」になっており、巨大な多国籍企業の利益にアクセスできない人間が貧困化する時代になってしまったのだ。

株主であることで、どんどん資産が膨らむというマジックが株式《至上》主義では働いている。「労働の価値」が下げられ、「株式の価値」は極大化されているのだ。

それが現代の資本主義の正体である。

2015年12月28日月曜日

「飽きもせず反復できる人間が大成する」というのは、昔からよく知られている。飽きっぽい人間は、よほどの才能がない限り大成できないというのも昔からよく知られている。

「飽きもせず同じことを繰り返す」というのは、悪用すれば洗脳の手段にもなるが、正しく使えば自らの目的を実現する大きな力になる。

だから成功している人ほど、目的を達成するために常軌を逸しているとまわりから思われるほど「反復」する。

アスリートは必要なワザや型を会得するまで、何百回どころか何千回に至るまで同じ動きを「反復」して、寸分も狂いもなく同じ動きができるように心がける。

イラストレーターや漫画家は、必要な絵が描けるまで、やはり何百回も何千回も同じデッサンを「反復」して書き続ける。それが苦痛だと思うようであれば、そもそもその業界に向いていない。

歌手や演奏者も、同じ曲を一万回でも二万回でも「反復」して磨きをかけていく。たった数分の歌を聴衆の前に見せるために、彼らは何千時間を練習に費やしているのである。

そうやって長い時間をかけて「反復」され、磨かれた曲が人々の琴線に触れると、今度はその曲が10年、20年に渡って同じ歌手によって歌い続けられることになる。

熟練のワザに触れると、人々が感銘を受けてそれが反復されるのを望むのである。

「同じことばかりできる」というのは大成する素質があるということである。それは大きな才能だ。

逆に「同じことばかりしている」と他人を嘲笑うような人は、何も成し遂げられない人でもある。真実が何も分かっておらず、何も実現できない人でもある。

鳥越俊太郎氏もダマされていた

先週26日(土曜日)、大阪朝日放送の番組「正義のミカタ」に出た。大阪のニュース情報番組だが、東京とは違って、自由な面白さがある。そこで、「日本経済の諸悪の根源はZ」というコーナーをやった。Zとは財務省である。

その中で筆者が強調したのは「借金1000兆円のウソ」である。借金が1000兆円もあるので、増税しないと財政破綻になるという、ほとんどのマスコミが信じている財務省の言い分が正しくないと指摘したのだ。

借金1000兆円、国民一人当たりに直すと800万円になる。みなさん、こんな借金を自分の子や孫に背負わせていいのか。借金を返すためには増税が必要だ。……こんなセリフは誰でも聞いたことがあるだろう。財務省が1980年代の頃から、繰り返してきたものだ。

テレビ番組は時間も少ないので、簡単に話した。「借金1000兆円というが、政府内にある資産を考慮すれば500兆円。政府の関係会社も考慮して連結してみると200兆円になる。これは先進国と比較してもたいした数字ではない」

これに対して、番組内で、ゲストの鳥越俊太郎さんから、「資産といっても処分できないものばかりでしょう」と反論があった。それに対して、多くの資産は金融資産なので換金できる、といった。

筆者がこう言うのを財務省も知っているので、財務省は多くのテレビ関係者に対して、「資産は売れないものばかり」というレクをしている。鳥越さんも直接レクされたかがどうかは定かでないが、財務省の反論を言ってきたのには笑ってしまった。

番組が昼にかかり15分くらいの休憩があった。そのとき、鳥越さんから、「金融資産とは何ですか」と筆者に聞いてきた。「政策投資銀行(旧日本開発銀行)やUR都市機構(旧住都公団)などの特殊法人、独立行政法人に対する貸付金、出資金です」と答えた。それに対して「それらを回収したらどうなるの」とさらに聞かれたので、「民営化か廃止すれば回収ということになるが、それらへの天下りができなくなる」と答えた。

このやりとりを聞いていた他の出演者は、CM中のほうがためになる話が多いといっていた。実際に、番組中で言うつもりだったが、時間の都合でカットせざるを得なくなった部分だ。

借金1000兆円。これは二つの観点から間違っている。

バランスシートの左側を見てみれば…

第一に、バランスシートの右側の負債しか言っていない。今から20年近く前に、財政投融資のALM(資産負債管理)を行うために、国のバランスシートを作る必要があった。当時、主計局から余計なことをするなと言われながらも、私は財政投融資が抱えていた巨額の金利リスクを解消するために、国のバランスシートを初めて作った。

財政が危ういという、当時の大蔵省の主張はウソだったことはすぐにわかった。ただし、現役の大蔵官僚であったので、対外的に言うことはなかった。

筆者の作った国のバランスシートは、大蔵省だからか「お蔵入り」になったが、世界の趨勢から、その5年くらい後から試案として、10年くらい後から正式版として、財務省も公表せざるを得なくなった。今年3月に、2013年度版国の財務書類が公表されている(http://www.mof.go.jp/budget/report/public_finance_fact_sheet/fy2013/national/hy2013_gassan.pdf)。

その2013年度末の国のバランスシートを見ると、資産は総計653兆円。そのうち、現預金19兆円、有価証券129兆円、貸付金138兆円、出資66兆円、計352兆円が比較的換金可能な金融資産である。そのほかに、有形固定資産178兆円、運用寄託金105兆円、その他18兆円。

負債は1143兆円。その内訳は、公債856兆円、政府短期証券102兆円、借入金28兆円、これらがいわゆる国の借金で計976兆円。運用寄託金の見合い負債である公的年金預り金112兆円、その他45兆円。ネット国債(負債の総額から資産を引いた額。つまり、1143兆円−653兆円)は490兆円を占める。

先進国と比較して、日本政府のバランスシートの特徴を言えば、政府資産が巨額なことだ。政府資産額としては世界一である。政府資産の中身についても、比較的換金可能な金融資産の割合がきわめて大きいのが特徴的だ。

なお、貸付金や出資金の明細は、国の財務書類に詳しく記されているが、そこが各省の天下り先になっている。実は、財務省所管の貸付先は他省庁に比べて突出して多い。このため、財務省は各省庁の所管法人にも天下れるので、天下りの範囲は他省庁より広い。要するに、「カネを付けるから天下りもよろしく」ということだ。

財政再建は、実は完了している?

第二の問題点は、政府内の子会社を連結していないことだ。筆者がバランスシートを作成した当時から、単体ベースと連結ベースのものを作っていた。現在も、2013年度版連結財務書類として公表されている(http://www.mof.go.jp/budget/report/public_finance_fact_sheet/fy2013/national/hy2013_renketsu.pdf)。

それを見ると、ネット国債は451兆円となっている。単体ベースの490兆円よりは少なくなっている。

ただし、この連結ベースには大きな欠陥がある。日銀が含まれていないのだ。日銀への出資比率は5割を超え、様々な監督権限もあるので、まぎれもなく、日銀は政府の子会社である。

経済学でも、日銀と政府は「広い意味の政府」とまとめて一体のものとして分析している。これを統合政府というが、会計的な観点から言えば、日銀を連結対象としない理由はない。筆者は、日銀を連結対象から除いた理由は知らないが、連結対象として含めた場合のバランスシート作ることはできる。

2013年度末の日銀のバランスシートを見ると、資産は総計241兆円、そのうち国債が198兆円である。負債も241兆円で、そのうち発行銀行券87兆円、当座預金129兆円である。

そこで、日銀も含めた連結ベースでは、ネット国債は253兆円である(2014.3.31末)。

直近ではどうなるだろうか。直近の日銀の営業毎旬報告(https://www.boj.or.jp/statistics/boj/other/acmai/release/2015/ac151220.htm/)を見ると、資産として国債328兆円、負債として日銀券96兆円、当座預金248兆円となっている。

直近の政府のバランスシートがわからないので、正確にはいえないが、あえて概数でいえば、日銀も含めた連結ベースのネット国債は150〜200兆円程度であろう。そのまま行くと、近い将来には、ネット国債はゼロに近くなるだろう。それに加えて、市中の国債は少なく、資産の裏付けのあるものばかりになるので、ある意味で財政再建が完了したともいえるのだ。

ここで、「日銀券や当座預金も債務だ」という反論が出てくる。これはもちろん債務であるが、国債と違って無利子である。しかも償還期限もない。この点は国債と違って、広い意味の政府の負担を考える際に重要である。(後略)

無題

テストです

2015年12月21日月曜日

グレゴリオ暦と一致か 下呂市の金山巨石群

「ねずさんのひとりごと」より

http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2865.html

グレゴリオ暦と一致か 下呂市の金山巨石群

岐阜新聞 2015年12月12日 09:29

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20151212/201512120929_26303.shtml

岐阜県下呂市金山町岩瀬の県指定史跡で、縄文時代の天文台とみられている「金山巨石群」を調査している金山巨石群調査資料室は11日、現代と同じ太陽暦の「グレゴリオ暦」に基づいた観測ができる可能性が極めて高い、との調査結果を発表した。

 

金山巨石群は推定4500年以上前に造られたとされる。

高さ9~10メートルの岩が折り重なり、岩と岩の隙間から差し込む太陽光の位置や大きさなどから暦を読み取ったとされる。

同資料室によると、巨石群にある3カ所の遺跡のうち、岩屋岩蔭遺跡巨石群内部の特定の石の端に、4年周期で10月15日に長さ約10センチの光が当たることを観測。

さらに国立天文台が示す太陽高度のデータと照らし合わせた結果、128年周期で10月15日に観測できるはずの光が差し込まず、平年は光が当たらない2月26日に光が観測されることが分かった。

そのため縄文人は光の変化によって4年周期の閏(うるう)年、128年周期で訪れる約1日分の暦のずれを知っていたと考えられるという。

資料室代表の小林由来さん(67)=同市金山町金山=は、

「16世紀に欧州で導入された暦が、そのはるか昔の日本で観測・解明されていたとすれば驚くべきこと」と話している。

巨石群内からは差し込む光の形と同じ形状に加工された石、石棒なども見つかっている。

 

小林さんは「稲作をしていない縄文人がなぜここまで正確な暦を知ろうとしたのかは分からないが、変化の少ない時代背景が長期間の観測を可能にしたのではないか」と推察する。

【グレゴリオ暦】

現行の太陽暦として世界各国で用いられている暦法。1年の長さは365日と5時間48分46秒のため、4年に1度閏(うるう)年を加えていくと、128年周期で約1日分のずれが生じる。

そのため、グレゴリオ暦では400年の間に3回閏年を外すことで、時間のずれを修正している。

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すごい発見として報道されました。

けれど実は地元では、すでに古くから「ここは天体観測所」であったのだという言い伝えがあったのです。

「なぜなら、ここはかくかくしかじかで、このように使われていたのだから」とも言われていたのです。

そして実際、差し込む光の形と同じ形状に加工された石や石棒まで出土していたのです。

ですから、観測のために用いたというのは、間違いのないことであったろうし、外国からも研究者の方がやってきたりもしていました。

つまり、日本国内よりも海外でのほうが有名なほどであったのです。

それが国内では、いまになってようやく、地方紙の片隅で報道され、それがネット上でも報道されたということです。

4500年前といえば、山形県舟形町の西ノ前遺跡で発見された、高さ45cmの「縄文の女神像」よりも、200年位あとの時代です。

日本では、11万年前には石器が使われ、3万年前には加工した磨製石器(世界最古)が使われ、1万6500年前には世界最古の土器がつくられ、1万3000年前には、人の形をした土偶がつくられ、1万2500年前には、漆が栽培され、使われています。

気温からすれば、西日本が熱帯だった時期が終わり、急速に寒冷化が進んだ時代でもあります。

わずか1500年の間に、年間平均気温が4度も下がり、止まない大雨が降り続いた時期でもあります。

ノアの方舟伝説が生まれたのも、ちょうどこの頃と言われています。

急速な気象変動は、植物体系を大きく変えます。

自生する植物が熱帯性から寒帯性に変わるのです。

食べ物も変わらざるをえない。

なぜこのような変化が起きるのか、先々がどのようになるのか。

そのために陰暦だけでなく太陽暦も併用するなどして、生き残りのために必死になっていろいろな物事の研究すすめるのは、当時の政治にとって大きな役割であったろうと思います。

それにしても、これだけの巨石です。

しかも「128年周期で訪れる約1日分の暦のずれ」の確認ができるように工夫が凝らされているわけです。

いったいどうやって加工したのか。

そもそもこのように大きな巨石を、どこから運んできたのか。

どうやって配置したのか。

これだけの微細な精度を、どうやって確保したのか。

興味は尽きません。

そもそも日本は地震大国なのです。

巨石を配置し、積み上げ、削り、地震があっても観測精度が落ちないようにしてあるわけです。

ものすごい技術力だと思います。

謎は深まるばかりです。

さらにこの巨石群には、さまざまな彫り物があります。

それは天体観測のための印であったり、あるいは曲線を多用した不思議なカタチをしたりもしています。

かなり風化が進んでいますが、それでもある程度は肉眼でも確認できるものです。

それらは実は模様ではなくて、神代文字かもしれません。

そもそもこの岐阜県の飛騨の高山から下呂に至るあたりは、古代において、日本列島の西日本が熱帯であった頃、日本の中心地であったという説があります。

ここから天の鳥船が世界に向けて飛び立っていたという伝説も残されているくらいです。

地球全体の気温が高かった頃、北極と南極の氷が溶け、海水面がいまより5〜6メートル高かったのです。

西日本は熱帯で暑すぎるし、ですから飛騨の高山のような高地が、人類の生存にはもっとも適した安定した気候の土地だっったというのです。

これは地球の長気温変化云々が判明するよりもずっと古い時代からの言い伝えです。

そもそも古事記を諳んじた稗田阿礼(ひえだのあれ)の稗田は、もともとが「ひだ(飛騨)」という姓であったという説もあるくらいです。

つまり、飛騨が日本の中心地で、日本の統治者(うわかたさま(上方様))が飛騨におわした、という伝承があるわけで、そうであれば、この地に高度に発達した天体観測所があったとしても、不思議はないのかもしれません。

もし、この報道が、欧米や支那朝鮮のものであれば、おそらくニュースは世界中に波紋を投げかけることでしょう。

「考古学上の貴重な発見」としてきっと大々的に報道されていることと思います。

ところが日本では、ほとんど報道さえされません。

そういう控えめな姿勢が日本人らしくて「良い」という意見もあろうかと思います。

私も、大騒ぎして自慢したり、胸を張ったりするようなことではないと思います。

けれど大切なことは、ひとつの発見から、次々といろいろなカタチでの検証作業が行われ、冷静にその謎を解明していくことではないかと思います。

そういう地道な努力こそが日本らしさといえるものです。

ただ、いまの日本の歴史学会や考古学界は、日本文明はなかった、日本は7世紀まで、いわゆる原始時代のような状態にあり、半島から文明が伝わってようやく文明開化したのだという「前提」から、すべての物事をみようとしています。

そういうことを世界では学問とは呼びません。

それは政治です。

残された遺跡から、謙虚に真実を探しだす努力こそが学問の名に値するものです。

そういう意味で、こうした遺跡群の真実が、これからもっと解明されていくことを願ってやみません。

 

2015年12月16日水曜日

写真:グレゴリオ暦と一致か 下呂市の金山巨石群

岐阜新聞wev

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20151212/201512120929_26303.shtml

写真:グレゴリオ暦と一致か 下呂市の金山巨石群

 

金山巨石群で暦の観測に使われていたと推測される石と石棒=岐阜県下呂市金山町大船渡、市金山振興事務所

 岐阜県下呂市金山町岩瀬の県指定史跡で、縄文時代の天文台とみられている「金山巨石群」を調査している金山巨石群調査資料室は11日、現代と同じ太陽暦の「グレゴリオ暦」に基づいた観測ができる可能性が極めて高い、との調査結果を発表した。

 金山巨石群は推定4500年以上前に造られたとされる。高さ9~10メートルの岩が折り重なり、岩と岩の隙間から差し込む太陽光の位置や大きさなどから暦を読み取ったとされる。

 同資料室によると、巨石群にある3カ所の遺跡のうち、岩屋岩蔭遺跡巨石群内部の特定の石の端に、4年周期で10月15日に長さ約10センチの光が当たることを観測。さらに、国立天文台が示す太陽高度のデータと照らし合わせた結果、128年周期で10月15日に観測できるはずの光が差し込まず、平年は光が当たらない2月26日に光が観測されることが分かった。

 そのため、縄文人は光の変化によって4年周期の閏(うるう)年、128年周期で訪れる約1日分の暦のずれを知っていたと考えられるという。資料室代表の小林由来さん(67)=同市金山町金山=は「16世紀に欧州で導入された暦がそのはるか昔の日本で観測、解明されていたとすれば驚くべきこと」と話している。

 巨石群内からは差し込む光の形と同じ形状に加工された石、石棒なども見つかっている。小林さんは「稲作をしていない縄文人がなぜここまで正確な暦を知ろうとしたのかは分からないが、変化の少ない時代背景が長期間の観測を可能にしたのではないか」と推察する。

【グレゴリオ暦】 現行の太陽暦として世界各国で用いられている暦法。1年の長さは365日と5時間48分46秒のため、4年に1度閏(うるう)年を加えていくと、128年周期で約1日分のずれが生じる。そのため、グレゴリオ暦では400年の間に3回閏年を外すことで、時間のずれを修正している。