2018年9月22日土曜日

海軍歴史の謎 なぜ「大和」はレイテ湾に背を向け北上したか

海軍歴史の謎 なぜ「大和」はレイテ湾に背を向け北上したか
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180815-00000010-pseven-life&p=1

 戦艦「大和」の「副砲長」の任に就いていた深井俊之助氏は、大正3年生まれの104歳。部屋の中を杖もつかずに歩き、座る姿勢は背筋がピンと伸び、驚くべき記憶力で理路整然と語る。

 深井氏は戦前、海軍の通信技術者だった父親の影響から海軍兵学校に入り、終戦まで戦艦乗組員として活動した。そして、いくつかの艦を乗り継ぎ、昭和19年3月、少佐として世界最大と謳われた戦艦「大和」の副砲長を命じられた。

「昭和19年10月25日の朝、フィリピンのレイテ島に向かう途上で米空母部隊を発見し、戦闘になったとき、駆逐艦が突進してきて煙幕を張り始めた。こういう補助艦艇をつぶして、目標が見えるようにするのが私の仕事でした」(深井氏、以下「」内同)

 レイテ島は南方からの石油の中継地で、昭和19年10月に米軍は上陸を開始していた。レイテ湾の攻略では、小澤治三郎中将が指揮する囮艦隊が、ハルゼー提督の米空母部隊を外洋におびき出し、その隙に「大和」を含む栗田健男中将が指揮する艦隊が南下してレイテ湾に突入する作戦だった。

「囮艦隊の陽動が成功し、ハルゼーの空母部隊は囮艦隊の背後に日本の有力艦隊がいると誤認し、全軍で追いかけていた。わが艦隊は10月25日の昼にはレイテ湾まで1時間半の距離に近づいたのです。

 ところが、ここで『大和』は反転し、レイテ湾に背を向けて北上しはじめたんですね。これは海軍の歴史でも“最大の謎”とされている事件です。私は艦橋に行き、上官に『なぜ北進を続けているのですか?』と問い糾したんですが、『若い者は黙っておれ!』と追い出された。

 私はこの作戦に勝機は十分あると考えていました。「大和」の主砲は60cm厚の防御鋼板で覆われ、船体には浮力をつけるバルジも設置されていた。だから、レイテ湾内で座礁させても、他の艦と違って傾いたりしないんです。傾くと主砲を撃てなくなりますが、『大和』なら撃てた。

 座礁させれば米艦載機から猛爆を受け、我々は吹っ飛ばされ生きていないけど、『大和』の主砲は防御鋼板で守られ、艦載機に積める程度の爆弾では破れない。『大和』には世界一の主砲があったからこそ、この作戦には勝機があった。

 海岸にうろうろしていた6万~7万人の上陸部隊に撃ち込んで、運搬船も沈めてしまえば、上陸軍は孤立し、補給を絶たれ、白旗を揚げて終わりですよ。これだけの数の捕虜カードをもって停戦協定に臨めば、有利な停戦に持ち込める。私はそこまで考えていた。『大和』にはそれを実現する力があったのに、試さずに逃げ帰ったのが今でも悔しいんですよ。私は上官に楯突いたことへの懲罰人事で、レイテからの帰国後、『大和』を降ろされました」(深井氏)

 その後「大和」は鹿児島・坊ノ岬沖で撃沈され、乗員2740人が戦死した。

「日本は戦って負けたけれども、戦ったおかげで、米、英、蘭に植民地支配され、奴隷にされていたアジアの国々が独立できたんです。

 私は少尉だったころ、ロサンゼルスに油を積みに行ったことがありますが、レストランに入ろうとしたら入店を断られたんです。『ホワイトオンリー』と書いてあった。軍服を着た海軍士官でも『イエローはダメだ。チャイニーズタウンに行け』と。アジア人に対する差別が厳然とあった。


 あのとき戦ったから、差別をなくすことができたんです。その意味で、世界に貢献したという気持ちは、今でもあります」(深井氏)

帝国陸軍は愚かで非合理だからアメリカと戦争したのか?

帝国陸軍は愚かで非合理だからアメリカと戦争したのか?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180816-00010002-wedge-soci


8月や、6日、9日、15日」という詠み人知らずの歌がある。広島に原爆が落とされた86日、続いて9日に長崎、そして15日無条件降伏(ポツダム宣言の受諾)である。
帝国陸軍は愚かで非合理だからアメリカと戦争したのか?

『経済学者たちの日米開戦 秋丸機関「幻の報告書」の謎を解く』(新潮選書)。牧野邦昭。1977年生まれ。東京大学経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。現在、摂南大学経済学部准教授。専攻は近代日本経済思想史。

 815日には、陸海軍を中心に戦争時の資料が大量に焼かれた。今でも「大本営発表」というと悪い意味で使われるように、戦時中は負けているにもかかわらず、勝っているような発表がされ、負けてしまえば、責任逃れのために資料を焼いた(公文書を粗末に扱うという官僚の悪弊は今にも引き継がれているということだろうか……)。

 このように昭和の軍部、特に帝国陸軍は、非合理主義で、極端な精神主義に走った組織という認識が一般的だ。

 ところがそんな陸軍が、開戦前に日本を含め、アメリカ、イギリス、ドイツなどの主要国の「経済抗戦力」について調査を行っていたという。陸軍主計中佐・秋丸次朗をリーダーとして調査組織を設置した(通称「秋丸機関」)。

 秋丸機関の調査によって、日米の経済力の差は「201」にもおよぶことが判明した。そして、この報告書は陸軍にとって都合の悪いものであるために「焼却処分」された――。

 非合理な陸軍だから、さもありなんということで、戦後長らくこの通説が信じられてきた。

 しかし、これについて「本当だろうか?」と、問題提起をしたのが『経済学者たちの日米開戦 秋丸機関「幻の報告書」の謎を解く』(新潮選書)を上梓した、牧野邦昭摂南大学経済学部准教授だ。

「通説」打破への突破口となったのは、牧野氏がネット上のデータベースに、焼却処分されたはずの秋丸機関の報告書がいくつか残っていることを発見したことだ。

2008年、京大の院生のときに、京都府立図書館のデータベース(OPAC)で、秋丸機関の別称である『陸軍省主計課別班』を検索してみました。すると、関連資料が出てきたのです。その後、京大、東大などの図書館のデータベースにも資料があることが確認できました」

 秋丸機関の研究員の一人で、「(秋丸機関の)報告書は陸軍の意向に沿わないので、焼却処分された」と発言していた有沢広巳・東京大学経済学部教授が1989年に亡くなり、その蔵書が遺品として東大経済学部図書館に寄贈された際、その中から報告書の一部である『英米合作経済抗戦力調査』(其一)が見つかったことは既に知られていた。

 しかしそれ以外の資料はほとんど見つかっていなかったが、牧野氏は多くの秋丸機関の資料をネット上のデータベースで発見する。

2013年にはGoogle Booksで秋丸の発言が掲載された報告書を見つけました。そして、(国立情報学研究所が運営し、全国の大学の蔵書などを調べることができる)CiNii(サイニイ)Booksで、『独逸経済抗戦力調査』が静岡大学図書館にあること発見しました」

 さらに牧野氏は、『英米合作経済抗戦力調査』(其二)を、古書データベース「日本の古本屋」で発見し、購入した(その後、東大経済学部資料室に寄贈)。

「こうした発見ができたのは、情報がデータ化されたからです。今後は、AI(人工知能)が、新しい資料を発見するということも起きてくるかもしれません」

 焼却処分されたというものがなぜあるのか? 牧野氏の疑問は深まった。しかし、報告書の内容を読み込んでいくと、英米の経済抗戦力の大きさを示してはいるが、全体としては、当時の論壇や政府機関、シンクタンクで言われていることと変わらない内容だった。そして、当時の雑誌などに、秋丸機関の研究員が報告書と同様の内容を執筆、発言していることが分かった。

 では、秋丸機関の「報告書」の内容とはどのようなものなのか。

勝ち目が少ないことを指摘していた報告書

 マクロ分析された『英米合作経済抗戦力調査』(1)では、

・英米が合作すれば、米国の供給で英国の供給不足を補うことができる。
・英米の合作は、第三国に対して70億ドル余りの軍需資材の供給能力になる。
・ただし、最大の供給能力の発揮には開戦後1年~1年半の時間が必要。
・英国船舶の月平均50万トン以上の撃沈は、米国の対英援助を無効にする。

 ミクロ分析された『英米』(2)では、

・英国の弱点として、島国であるために食料や資源を遠隔地から船舶で輸送しなければならない。

『独逸経済抗戦力調査』では、

・ドイツの経済抗戦力は1941年がピークで、その後低下する。
・英米長期戦に頼るにはソ連の生産能力を利用しなければならない。
・食料不足が表面化しており、ウクライナからの供給が必要。
・石油も不足しており、ルーマニアからの供給だけでは足りず、ソ連のバクー油田からの供給が必要。

 しかし、ドイツがソ連の各種能力を利用するには、ソ連との決戦を短期で終了させる必要があり、長期化した場合は、「対英米長期戦遂行は全く不可能」となると、悲観的に述べられている。

 これに加えて、日本が行動すべき指針も示している。

「東亜」は欧州に不足しているタングステン、錫、ゴムなどを供給することができるため、日本はシンガポールを占領し、インド洋連絡を行う必要がある。
独ソ開戦以降、ソ連と英米の提携が強化されるため、日本は包囲網突破の道を南に求めるべし。
北における消耗戦を避け、南において生産戦争、資源戦争を遂行すべし。

 報告書全体としての結論をまとめると、「長期戦になればアメリカの経済動員力により日本もドイツも勝利の機会はない」、ただし「独ソ戦が短期で終われば、イギリスには勝てるかもしれない」というものだ。そして、日本がなすべきこととしては、「北進(対ソ戦)」ではなく、資源獲得のチャンスがある「南進(対英米)」すべきとされた。

 こうした情報は当時、機密でもなんでもなかったのである。むしろ「常識」とも言えるものだった。それにもかからず「なぜ、開戦を決断したのか?」。そのとき、思い至ったのが行動経済学における「プロスペクト理論」だった。

人間は、損失を被る場合にはリスク愛好的(追及的)な行動をとる

 本書のなかで、牧野氏はこんな事例を示している。

 2つの選択肢のうちどちらが望ましいか。

a 確実に3000円支払わなければならない。

b 8割の確率で4000円支払わなければならないが、2割の確率で1円も支払わなくてよい。

 (b)の損失の期待値はマイナス3200円(=マイナス4000×0.80×0.2円)で、(a)よりも損失が大きくなる。人が合理的に動けば、(a)を選ぶ。しかし、実験では(b)を選ぶ人が多い。つまり、「人間は、損失を被る場合にはリスク愛好的(追及的)な行動をとる」のだ。

 これを証明したのが「プロスペクト理論」で、人は財が増えるのと、減るのとでは、減る場合のほうに価値を置く。そのため、損失が出る場合は、その損失を小さくすることを望む。つまり、確率は低くても、損失が0円になる可能性がある(b)を人は魅力的に感じてしまうということだ。

 この(a)と(b)の状況は、昭和16年(1941年)に、日本が置かれた状況と同じだと、牧野氏は指摘する。

A)昭和168月以降はアメリカの資金凍結・石油禁輸措置により日本の国力は弱っており、開戦しない場合、23年後には、確実に「ジリ貧」になり、戦わずして屈服する。

B)国力の強大なアメリカを敵に回して戦うことは非常に高い確率で日本の致命的な敗北を招く(ドカ貧)。しかし非常に低い確率ではあるが、ドイツがソ連に短期で勝利し、英米間の海上輸送を寸断し、日本が東南アジアを占領して資源を獲得して国力を強化してイギリスが屈服すれば、アメリカの戦争準備は間に合わず、講和に応じるかもしれない。

「プロスペクト理論に基づけば、現状維持よりも開戦した方がまだわずかながら可能性があるということになるのです」

 牧野氏は「『開戦すれば高い確率で日本は敗北する』という指摘自体が、逆に『だからこそ低い確率に賭けてリスクを取っても開戦しなければならない』という意思決定の材料になってしまった」と指摘する。

 これが「なぜ正確な情報があったにもかかわらず、開戦にいたったのか?」という疑問に対する牧野氏の答えだ。

秋丸機関は第3の選択肢を出すことができた

 こうした状況は現代の政治や、ビジネスのなかでも起こりうる。上手に乗り切るために必要なことは何なのか。牧野氏はこう話す。

「視野狭窄に陥らないようにして、選択肢を広めに持つということが大事だと思います」

 そうすると、日米開戦時にこのような大局的な視点に立って物事を判断できる人材がいれば、日米開戦は回避できたのだろうか。牧野氏は、秋丸機関は第3の選択肢を出すことができる存在だったと考えている。

 満州時代に、後に首相となる岸信介、日産の創業者である鮎川義介などと対等に渡り合い、共に仕事をして「関東軍参謀に秋丸参謀あり」と謳われた秋丸主計中佐、そして東大教授の有沢広巳、慶應大教授で陸軍主計少尉でもあった武村忠雄など、優秀な人材が集結していた。

「もし、秋丸機関に『3年後でもアメリカと勝負できる国力と戦力を保持できるプラン』を出すように示唆する人物が陸軍にいれば、秋丸機関はそのプランを出すことができたと思います」

 開戦を回避していたら、その後の日本はどうなり、いま、どうなっていたのだろうか……とも、考えてしまうが、それは本書の主題ではない。

 現在まで、かつての日米(英)戦争は、非合理的な陸軍が無謀な戦争をはじめたという認識が一般化している(もちろん、帝国陸軍は様々な過ちを犯した)。ただ、「ストーリーとして分かりやすいから、戦後こうした考えが浸透したのだと思います」と、牧野氏が指摘するように「陸軍悪玉論」にしてしまうと、思考はそこでストップしてしまう。

 牧野氏は、本書の冒頭で政治学者・丸山眞男の言葉を引用している。

「陸軍や海軍というのは、もともと組織的に頭のいいのがいたというせいもあるけれど、よほど合理的だったのではないか」


 決して狂信的な人たちではなく、むしろ合理的な人たちが「正しい情報があったはずなのに、なぜこのような選択をしたのか?」。この問いは、現代にも通じるのである。

2018年9月20日木曜日

「日米分断」を工作する中国  9月19日(水)

ブログ中韓を知りすぎた男
http://kkmyo.blog70.fc2.com/
「日米分断」を工作する中国  9月19日(水)

中国人がいかに恐ろしい人間かということを世界中の人は知るべきです。

先月スイスのジュネーブで開かれた国連人種差別撤廃委員会では日本にお
けるヘイトスピーチ、韓国・朝鮮人、アイヌ民族、沖縄、難民、従軍慰安婦、
移民などについての人種差別について話し合っています。

日本におけるこれらの人種差別はすべて中国と韓国と在日朝鮮・韓国人
たちがでっち上げたに過ぎない。それより100万人以上のウイグル人が中国
で拘束されていることを国連はもっと調べるべきです。

自治区に住むウイグル人全体が、さまざまな形で自由を剥奪・制限され、
日常的に監視されています。中国政府は20万人の武装警官とプラス準国家
公務員のパトロール要員を大量に雇って、自治区の隅から隅まで監視の目を
光らせています。

米国の「ウイグル人権プロジェクト」のモーグレット氏は「100万人以上が
拘束され、拷問や虐待を受け、イスラム教を否定し、習近平国家主席や中国
共産党を称えるよう強要されている」と訴えています。

ウイグルでは「再教育」を名目に親子が引き離され、女性が強制労働に従事
させられています。ところが中国政府は完全な捏造だと否定しました。

トランプ大統領は中国に貿易戦争を宣戦布告したが、中国の人権侵害に対し
ても制裁を加えようと、その時期を戦略的に判断しようとしています。

中国の人種差別や人権侵害の残酷さは想像を絶する恐ろしさです。
以前米国の作家であるマイケル・ダナム氏の著書「中国はいかにチベットを
侵略したか」を読み中国人の人間離れした恐ろしさを知りました。

チベットでは多くの民衆が、手足を切断され、焼かれ死んでいくさまは、
それはさながらこの世の地獄だったとマイケル氏言っています。

チベットは長い間鎖国状態で、国際社会と関係を断っていた為に、中国の
侵略を世界は知らなかった。そこに目をつけた中国政府はチベットの植民地
化を進めるために大軍を投入しました。中国がチベットを侵略した時、彼らは
大量の近代兵器、底なしの人的資源を持ち込んだ。しかし平和な国チベット
には軍隊がなかった。だからチベットを支配することは赤子の手をひねるよ
り簡単なことだった。

アメリカもやっと中国の卑怯な仕打ちに気がついたがすでにキッシンジャー
が中国と手を結び、彼の意向でアメリカは手出しができなかった。

中国のチベット侵略とその植民地のやり方は想像を絶する凄まじさでした。
6千以上あった寺院をことごとく破壊し、焼き払い、文化的遺産である仏像、
美術工芸品、書物を抹殺し、仏教僧を血祭りにあげていった。そしてチベット
人を二等市民の地位のおとしめ、言葉を奪い、北京語を主人の言葉として
強制した。そしてうら若き尼僧を面白がって性的恥辱と拷問で多く殺してし
まった。まさに世界が知らないうちにどさくさまぎれに、大虐殺と文化を抹殺
されてしまった。

誇張でもなんでもない現代チベットのおいて繰り広げられた事実です。
中国人は神の存在を信じないからこのような人間離れしたことができるのです。

このような殺人鬼が中国を支配していることを日本は絶対に忘れてはいけ
ない。しかし日本では中国の本性を知らない政治家に親中派がいかに多いこ
とか、もし日本が中国に支配されたら、ウイグルやチベットと同じ目に合うこと
を肝に命じて下さい。

最近、トランプ大統領が「私は真珠湾を忘れない」と安倍首相に不満を示した
事と、もう一つは日米両国は同盟国として対北問題で緊密に連絡し合うと約束
したにもかかわらず、安倍首相はトランプに連絡せずに「日朝接触」した。
ワシントン・ポスト紙はこの2つのニュースを伝えています。安倍首相はこの
2つのニュースを完全に否定しました。

それでは一体誰がこのフェイクニュースをワシントン・ポスト紙に流したのか、
これは明らかに日米分断を工作した中国の存在がありますが、影に日本外務
省が協力したと言われています。安倍首相は度々裏切る外務省を信じられな
くて最近外務省を外して官邸外交に切り替えています。その反発故の行為だ
と言われています。

裏切り行為は外務省だけではありません。日米が一致して反対した巨大経済
構想「一帯一路」に日本財界は協力すると宣言、世界各地のインフラ整備に
日中両国がともに参加するという動きをしています。
又、日本の財界は8月28日に電気自動車向け急速充電器を共同開発に北京
で覚書に調印しています。

まさに日本の財界は眼の前のもうけのために自分の首を絞めるロープまで
売っています。

これら財界の動きはトランプ政権の対中経済制裁とは逆行しています。日米
を離反させて日中友好を画策する財界は中国の恐ろしい正体を知らない
馬鹿者揃いです。

最近日米離反を画策するためにアメリカが戦後仕組んだ洗脳工作である
「ウオー・ギルト・インフォメーション・プログラム」について盛んに戦争への
罪悪感を植え付けたアメリカの洗脳工作を暴露する記事が出ていますが、
戦後すでに73年もたっています。今更アメリカの巧妙な手口を批判しても意味
がありません。日本は現実にたってこれからの未来を手に入れるためには
アメリカと行動をともにする以外に道はありません。

日中友好は地獄の入り口です。中国人を信用してはいけない。

200年前、かのナポレオン三世はこう言ったという、「中国を眠らせておくべし

目覚めた中国は世界を壊す」その警告が今や現実のものとなった。

国会は、官僚組織が、民衆政治とは別物の集団になりつつあるという現実を認識しなくてはならない


宮崎正弘ブログ 読者の声より
http://melma.com/backnumber_45206_6732102/
2018年9月19日 (水)
国会は、官僚組織が、民衆政治とは別物の集団になりつつあるという現実を認識しなくてはならない
ーー以下「宮崎正弘ブログ読者の声 (SSA生)」より抜粋編集
トランプ米大統領を批判する匿名の政府高官の寄稿がN/Y・タイムズ紙に掲載された。
彼は、あたかも奥の院(ディープ・ステイト)に属するかのような書きっぷりで、ホワイトハウスは7日も『裏切り者』の特定に奔走した。
ーーと8日付け各紙が報じています。
この記事の本質は何か?
それは「政権担当者と、その実務を担う官僚との対立をどうすべきか」という、民衆政治国に新たに浮上した問題だということです。
米国の場合、大統領は、選挙で選ばれている。
一方官僚は選挙で選ばれたわけではない、その官僚が、大統領の意向にあからさまに反する行動をとった。
これを放置すれば、民衆政治が成り立たなくなってしまう。
ーー
つまり、奥の院の存在は、体制の問題に直結する。
つまり醜聞扱いでは済まない。
所謂(いわゆる)反体制派は、選挙そのものを軽視または無視し、役所に対する「働きかけ」を強化して自らの政治目標を達成することだろう。
ーー
例えば、かつて、フランクリン・ルーズベルトは戦争に介入しないという公約を掲げることで大統領に選ばれた。
ところが、介入を望むヒスやホワイトは日本に「ハル・ノート(宣戦布告文書)」を突きつけることで「真珠湾攻撃」をさせ、世論を「参戦」に変えさせることに成功している。
ーー
かような問題は、米国ばかりではなくヨーロッパでも顕著になりつつある。
選挙で選ばれてもいない所謂「EU官僚たち」が参加国の国情をふまえることなく、好き勝手な『規則』を増産している。
それに嫌気を感じたことが英国のEU離脱の牽引力の一つになった。
ーー
又上記のヒスが創った国連(連合国)も同じだ。
例えば、慰安婦問題について、国連(連合国)の官僚が真の歴史を知らずに、日本に対し偉そうな勧告を出している。
世界遺産やその他の国連の多くの取り組みも、その裏には国連官僚の私的利用目的が在る。
ーー
我が国でも、官僚トップが「面従腹背」を正々堂々と書籍で公表している。
彼らは、内閣の指示に反する行動を官僚たちに奨励していることになる。
ーー
国会では、野党が行政機関の落ち度を大声で総理や諸大臣の所為だとして糾弾している。
しかしその実態は、行政機関が内閣とは別の政治集団になりかけているのだ。
ーー
今の時代は内閣の下部組織であるべき官僚組織が、内閣とは一体ではなくなっている。
つまり奥の院(デープ・ステイト)を形成していると考えられる。
ーー
国会は、官僚組織が、民衆政治とは別物の集団になりつつあるという現実を認識しなくてはならない。
選挙で選ばれていない官僚などの反政府的集団が、選挙で選ばれた政治的被付託者を妨害している。
このような現状を、どう解消・排除すべきかを我々は真剣に考えるべき時に来ている。

2018年9月15日土曜日

高山正之『マッカーサーは慰安婦がお好き』(新潮文庫)より

018915 (土)
天正少年遣欧使節一行は、欧州の各地で日本の娘らが裸にされ、秘所丸出しのママ、重い鎖で繫がれて奴隷として売られているのを目撃する
ーー以下「宮崎正弘ブログ書評」より抜粋編集
高山正之『マッカーサーは慰安婦がお好き』(新潮文庫)
本書の辛口批評は、ほぼ朝日新聞批判に費やされている。
が、一箇所、切支丹伴天連(カソリック宣教師)のことが書かれており、このコラムでは、そこだけを切り取って紹介する。
ーー
「日本にきた宣教師にいい人は少なかった」
「例えばイエズス会のルイス・デ・アルメイダらは布教地の神社仏閣をぶち壊させた」
「キリスト教以外に神は要らない」
ーー
率先したのは高山右近で、彼の治めた高槻では僧侶と神官を迫害して、神社仏閣は廃墟と化した。
仏像など仏教美術の文化遺産は燃やされた。
右近は徳川家康によるキリシタン国外追放令を受けてマニラに追放された。
ーー
評者(宮崎)は、この八月にも高槻を歩いた。
市内の教会には白亜の高山右近像が建立されており、彼は、悲劇の主人公のように見える。
マニラは、カソリックの土地であるため、パコ駅前(その昔、この一帯は日本人町だった)の公園に高山右近像が聳えている。
近年、高槻とマニラは姉妹都市である。
ーー
アルメイダはユダヤ教の両親がカソリックに改宗したため、強い感化を受けゴアからマカオに渡り、それから日本に来ている。
彼は、私財を投じて病院などを建設したとされている。
しかし、彼の医術は呪術であって、キリスト教の奇跡をもって布教の武器としたフシが濃厚なのだ。
ーー
彼はとりわけ九州全域での布教に尽くした。
ところがアルメイダ布教地の大村家(長崎)や大友家(大分)では藩内の女を無理矢理つれてきて奴隷として売った。
彼の臨終地は天草だった。
ーー
「火薬一樽を女五十人と引き換えにした」
「日本の女は高く売れた」
ーー
と高山正弘氏は続ける。
天正少年遣欧使節一行は、欧州の各地で日本の娘らが裸にされ、秘所丸出しのママ、重い鎖で繫がれて奴隷として売られているのを目撃する。
そして衝撃を受けたと報告した。
ーー
「秀吉は怒った」
「元締めのガスパール・コエリヨに売った女を連れ戻せと命じた」
「世に言う伴天連追放令だ」
「対してコエリヨは切支丹大名に秀吉を潰せと唆(そそのか)し、奴隷商売も一向にやめようとしなかった」
ーー
高山右近は、秀吉の寵臣だった蒲生氏郷や、荒木村重麾下の中川清秀らをキリスト教に改宗させ、その宗教的指導は黒田官兵衛にも及んだ。
「(のちの島原の乱は敗残兵らが)まるで支那人みたいに徒党を組み、野盗と化して民を襲っては略奪して、ついには原城に籠もった」
「攻めあぐむ幕府にオランダ人が海からの砲撃を申し出た」
「こちらは新教」
「原城の旧教徒をやっつけるのに何の痛痒もありませーん」
「日本人は呆れ、以後ずっとキリスト教を邪宗門と呼んで、その布教を禁じた」(pp211212)
ーー
このようなキリスト教が日本で良い評価を得るはずがないのは当然であろう。
高山右近などは、日本人女性を奴隷として売った、最低の人物なのである。
ところが、戦後、占領軍に協力することで日本社会を支配した在日・反日勢力は、言論・メディアを牛耳り、キリスト教に対するこうした悪評を検閲し、弾圧したのだった。
そして彼らが抱えている記者や学者らに、秀吉が行った伴天連追放令を根拠なき遇行だったと書かせた。
こうして日本人のキリスト教に対する悪評を変えようとしたのだ。

しかし、それにもかかわらず、日本でのキリスト教布教は一向に成功せず、いまだにキリスト教信者は人口の1%の壁を破れずにいる。

2018年9月14日金曜日

イエズス会が二十世紀の共産主義政党と性格、手法において一致していることは おどろくほどである。

イエズス会が二十世紀の共産主義政党と性格、手法において一致していることは
おどろくほどである。実現すべき目的の超越的絶対性、組織の大目的への献身がある


2018年9月13日 木曜日

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 平成30年(2018年)9月13日

 信長暗殺の背後にキリスト教団がいたという陰謀説は潰える
  イエズス会は軍事組織であり、マルクス主義前衛党に、いやISに似ている

渡辺京二『バテレンンの世紀』(新潮社) 
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 なにしろ分厚い。読むのに四日を費やしたが、渡辺京二は、これを書くに十年の歳月をかけた(『選択』に十年余連載)。だから四日で読了しては申し訳ない気にもなる。
 もやもやと濃霧の状況だったが、展望台にたつと雲海が晴れて、全体の景色がながめられるダイナミックな伴天連時代の通史である。
これまで切支丹伴天連の研究は幾十、いや幾百もの書物が出たが、戦後の論壇の研究成果が大きく進展したのは、ポルトガル、スペイン、そして英国で貴重な文献が見つかり、これら第一級の新資料から、総合的な展望をもとに、あの切支丹伴天連の活躍した全貌がはっきりと見通せるようになったことだ。

ポルトガルとスペインは世界を二分化し、世界の未開拓な国々を植民地として、土地の人々は奴隷として酷使することが神の命じた使命でもあるという狂信的ドグマに染まっていた。
イエズス会はスペインのバスク地方からおこった。ザビエルは創始者の一人だった。
渡辺は大航海時代から世界を眺めやる文脈のなかで日本における伴天連の活躍をザビエルの訪日前後から克明に活写する。
ザビエルの布教に最初に洗礼をうけたのは北九州の覇者、大友宗麟だった。彼は島津との死闘を繰り広げながらも、日向にあっては神社仏閣を徹底的に破壊し、仏像、教典も焼却した。このため家臣団からの信頼を失い、やがて没落してゆく。
 信長前史、はやくも宣教師は日本に入り、薩摩、日向、臼杵、山口での布教が拡大したが、最終的に伴天連教団は京を狙っていた。
 京を制圧しつつあった信長が布教を許し、秀吉も切支丹伴天連の活動を奨励した時期がある。
といっても、信長は火薬と鉄砲、そして既存の宗教勢力へのバランスを計測し、伴天連を利用した。
秀吉は、伴天連がもたらす物資、交易の魅力が主で、次第にかれらの侵略意図が明確になると禁教、伴天連追放に踏み切る。
のちに天下人となる家康は新興勢力として台頭してきたオランダと英国に注目して、むしろ活用した。家康は交易を許したが、布教は禁止した。家光の代ではオランダを除いて、完全に彼らを駆逐した(筈だった)。
 ところが、禁教後も宣教師の日本潜入は絶えず、とくに長崎から天草にかけて潜伏し、伝染病が蔓延したように信者が増えたのである。一時は37万人の信者を誇ったという。


 ▲信徒拡大の鍵は大名にあり、同宿を駆使した

なぜ日本の国柄に適合しないキリスト教が増えたか。
 応仁の乱からアナーキーな状態に陥っていた日本では神にすがろうとする末期的な社会現象が重なり、新興宗教に名状しがたい魅力があったからである。ひとびとは切支丹を仏教のあたらしい宗派の誕生としてしか認識しておらず、その教義の一神教の絶対性についての理解に欠けた。
 天草四郎は、小西残党の武士らが担ぎ出してカリスマとしたほどに、霊力をもつ少年だった。地方の一揆程度とみた幕府は、ささやかな部隊を鎮圧に宛てたが、どっこい反乱軍は強かった。

 ISの戦術をご記憶だろう。
 住民を巻き込み、楯とする。仏教徒の住民が、キリスト教にならなければ殺すと脅され、原城の籠城戦において城内に閉じこめられた。その数およそ18000名となる。
 本書はともかく通史、物語の語り部として成功しているが、天皇、朝廷の動きが皆無であり、総合性にややかけるのが難である。
 切支丹伴天連が掲げたのは「天地創造の絶対神」だ。合理的解釈から逸脱した独善的ドグマで、日本の神仏は「その被造物にすぎない」と宣教師が主張し、また「日本の神仏が真の神の資格を持たず、悪魔のまどわし」(441p)と総括した。
このため、最初は現世的な御利益から入信した信者等も、急速に離れていった。

殉教のために密入国した宣教師がいたが、当時の厳密な監視態勢の下ではすぐに発見された。

 本書を通じてハタと膝を打った箇所が幾つかある。
 第一にイエズス会は布教の対象を藩主、武士という上層部におき、また日本語のハンディを乗り越えるために聡明で語学が達者な日本人信者を多用した。実際の布教は、この日本人信者(同宿という)だった。KGBが当該国において『影響力のある代理人』を重宝したように。
 最初の信者は、貧困な人々が目立ち、高層へ行くほどに日本では知識階級が怪しいドグマをはねつける知見があったのだ。

 第二にキリシタン大名が輩出したが、それぞれの武将には信仰への温度差があり、棄教に応じたのは黒田官兵衛、小西行長ら。棄教を首肯しなかったのは高山右近ら少数がいた。また宗教論争を通じて、キリスト教の説く教理が、日本の国柄には適合しないことをほとんどの日本人指導者は認識できていた。

 第三に同様にしてイエズス会宣教師のなかでも、GHQに「ウィークジャパン派」と「ストロングジャパン派」が対立したように、布教の遣り方や交易手段を巡って鋭角的な内部対立があった。
日本侵略を強硬に主張したのはコエリョであり、この時点で反対したのはオルガンディーノだった。フロイスはどちらかと言えば中立的だったが、のちに侵略論に傾いた。
 コエリョは「当時マカオにいたヴァリニャーノのもとに使者を派遣して、彼が来日する際二百名の軍隊を伴うべく要請すること、さらに彼からスペイン国王、インド副王、フィリピン総督に軍事援助を要請してもらう」と協議した。
 事実、「コエリョはバテレンン追放令がでるや、有馬晴信ら切支丹領主に、結束して秀吉に敵対するように働きかけ、資金と武器の供与を約束し、実際に銃器、弾薬を買い入れた」(225p)。


 ▲家康が怖れたのは伴天連の軍事力ではなく文化的侵略だった
 
 信者からも告発がでた。破天荒な日本人信者(トマス荒木)が単身ローマまで行って多くを学んだが、帰国途次のマカオで、イエズス会宣教師等が「日本征服を企てるような托鉢修道士たちが国王に働きかけた」事実を掴んだ。
まさに「植民列強と結びついてその国家事業の一環として布教をすすめてきた修道会に対する疑問」が拡がった(321p)
 
ヴァリニャーノとて、天正少年使節を欧州へおくる段取りを組んだが、『天正遣欧使節記』はヴァリニャーノの作文であり、フェイク文書だった。
 伴天連の機密任務である侵略の意図を、はやくから秀吉も掴んでいた。ただ秀吉の老衰、耄碌がはげしく禁教と布教の狭間を揺れ動き、朝令暮改の特質があった。
「家康はポルトガル、スペインの侵略性も、宣教師達の役割もよく承知していたが、現実の武力侵略はまったく恐れていなかった。彼が怖れたのはいわば文化的侵略であって、キリスト教が日本を乗っ取るのではないかと懸念した」(315p)

 第四に禁教後も、宣教師の潜入が続いたことは述べたが、、とくに天草にもたらされた印刷機によってキリスト啓蒙書が印刷され、おびただしく出回っていたことである。
所謂「天草四郎の反乱」と呼ばれる切支丹の一揆とて、直線的に?川政権の転覆を狙った国家への叛逆ではなく、百姓と小西残党の武士団と、反乱の題目に必要なキリスト教の信者とが徒党を組んだ、農民一揆に近いものだった。
武士は戦争になれて、武装しており大砲や鉄砲をそなえていたため、背後にポルトガルがいるという印象を与えた。だから幕府はオランダが火力攻撃の支援を求めたときに応諾した。
 
 本書で渡辺京二が言いたいのは次の言葉だろう。
 「イエズス会が二十世紀の共産主義政党と性格、手法において一致していることはおどろくほどである。実現すべき目的の超越的絶対性、組織の大目的への献身、そのための自己改造、目的のためには強弁も嘘も辞さぬ点において、イエズス会は共産主義前衛党のまぎれもない先蹤(せんしょう)といわねばならぬ」(189p)。

 これは日本が欧洲の異教との初めての接触=「ファーストコンタクト」だった。『セコンドコンタクト』が幕末の異国船だった。

安邦保険、海南航空、大連万達につづく習近平の標的はアリババ    馬雲に暗雲。

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)9月12日(水曜日)
        通巻第5826号  
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 安邦保険、海南航空、大連万達につづく習近平の標的はアリババ
   馬雲に暗雲。危機を感じたがゆえにアリババのトップを辞任へ
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 中国の民間企業の星、若者のアイドルともなった「中国のビル・ゲーツ」=馬雲(英文はジャック・マー)は唐突にアリババのトップの座から降りて、以後は社会奉仕事業に専念したいとした。
 「???」。 

アリババは浙江省杭州に本社があり、従業員が86000人、売り上げは世界で4200億ドルという神業的な急成長企業で、2014年に香港でIPO(新規株式公開)したときは史上空前の250億ドルをかき集めた。この記録はまだ破られていない。

先月、マレーシアからマハティール首相がわざわざ本社を訪問したおりに馬雲自らが、多忙なスケジュールを変更、先約をおしのけて首相の案内役を買って出た。マレーシアは交通渋滞を解決するAI技術をもとめ、中国の代表企業視察となった。

 アリババは中国共産党の「指令」が背景にあったのか、香港の老舗名門の英字紙「サウスチャイナ・モーニングポスト」を買収し、世界のメディアが注目した。
このメディアは香港返還前にマレーシア華僑の郭?年(シャングリラホテル経営)が買収し、その後、世界の新聞王ルパート・マードックが買収し、さらに馬雲が傘下におさめてきた。

これで香港最大の影響力を持つメディアは、中国共産党の色が濃くなると言われたが、馬が経営トップになってからも論調は変わらず、というより行間を読むと、共産党に批判的なことが分かる。

 アリババは11月11日の語呂合わせで独身者の買い物ディなどと企劃したところ、世界最大の消費がおこって、そのデータの強みを改めて業界は悟った。この現象をじっと見ていたのが中国共産党なのである。


 ▲アリババのビッグデータは中国共産党にとっても脅威なのだ

 なぜならアリババが蓄積した個人データは、共産党にとって一大脅威であり、なにはともあれ、このまま民間企業を独自な方向に走らせるわけにはいかない。
ましてアリババも、テンセントも百度も、どちらかと言えば江沢民政権時代に急成長した企業であり、習近平にとっては長らく癪のためだった。

 安邦保険、海南航空、大連万達につづく習近平の標的はアリババだろうとチャイナウォッチャーの間には噂が飛び交う。
安邦の呉小輝はトウ小平の孫娘を後妻としていたにも拘わらず逮捕拘束され、海南はバックが王岐山のはずだが、有利子負債が巨額すぎてヒルトンホテルなどの資産を片っ端から売却し、大連万達も虎の子のテーマパークやホテルを売却している。習近平に睨まれ銀行融資が途絶えたからだ。

 巨大なビッグデータの横取りを企図する中国共産党の動きを肌で感じている馬雲にとって、このあたりでアリババから身を引くのが得策と考慮した可能性が高い。
後継は1111セールを成功させた張勇になる。

この馬雲引退という大事件は、テンセント、百度など中国のベンチャー企業大手に、爆発的な衝撃をもたらした。ところでアリババの最大株主は孫正義である。かれはどうするのか?
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